【ご案内】着物を美しく着るためには土台が大事! 長襦袢の寸法 講座

着物寸法と 長襦袢の寸法 はどんな関係になっているのか?!
長襦袢はプレタでも良いのか?!
長襦袢こそ誂えた方が良いのはなぜか?!

そんな疑問をお持ちの方へ!!

\長襦袢を知らなくちゃ、着物は語れない!/
着物を美しく着るためは土台が大事!
長襦袢の寸法 講座 のご案内です。

長襦袢の寸法とは?

長襦袢の寸法は、着物の寸法を基に割り出されています。
例えば、着物の前巾6寸の場合、長襦袢の前巾は「着物の前巾+1寸」という計算式で割り出します。
前巾に限らず、裄・袖巾・肩巾・袖丈・袖付・後巾・褄下丈・繰越・肩明き…と、長襦袢の仕立てに必要なほとんどの寸法を着物の寸法を基に足し算したり、引き算したりして決めています。

どんな形の長襦袢を作るのか

着物寸法に足し算したり、引き算したりして決める長襦袢の寸法ですが、どんな形の長襦袢を作るのかにより計算式が変わります。長襦袢の寸法を割り出す前に、作る長襦袢の形を決めるとこが必要です。この講座ではいろいろな形の長襦袢を見ていただきたいと思っています。

計算で割り出した寸法は本当に良い寸法なのか

着物の寸法を基に割り出した長襦袢の寸法は、本当に良い寸法と言えるのか、この講座で考えていきます。長襦袢を着用した時、シワや空気が入っている場合は長襦袢の寸法が良くないかもしれません。講座の中でどんなシワが入った場合、どの寸法を変えると良いのか解説していきます。

長襦袢が大切な理由

着物は長襦袢に沿わせて着用するのが基本です。
着物の寸法にどれだけこだわっても、長襦袢の寸法と兼ね合いが取れていなければ、こだわって着物寸法は着姿や着心地に反映されません。着易さや着心地にこだわるなら、着物よりも長襦袢をより理想の寸法にすることが近道です。

衿周りのための寸法と裾捌きの良い寸法

衿周りを優先する場合、長襦袢の寸法が身体よりも大きくなりがちです。しかし、それで衿周りの収まりが良いのであれば、その寸法が理想だと言えます。裾捌きを良くすることを優先すると、衿合わせはシャープになり、胸を覆えない衿合わせになりがちです。「胸を覆う寸法」と「裾捌きの良い寸法」は相反する寸法と言えます。長襦袢の寸法を決めるためには、自分が何を優先したいのか決めることが必要です。

こんな方にお勧めです!

  • 長襦袢の寸法 の割り出し方が知りたい方
  • シャープな衿合わせになってしまう理由が知りたい方
  • 着物寸法と長襦袢の寸法は絶対に合っていないといけないのか疑問に思っている方
  • 着物の寸法と長襦袢の寸法が合っていないと何が起こるのか知りたい方
  • 長襦袢を着用するとシワがたくさん入る方

一つでも当てはまる方はぜひ長襦袢の寸法講座をご受講ください!

長襦袢

長襦袢の寸法講座 内容

着物寸法の確認

ご持参いただいた着物の寸法を確認します。

長襦袢の寸法を割り出す

着物の寸法を基に基本の長襦袢寸法を割り出します。

長襦袢の形と寸法の関係を解説

長襦袢の寸法を決める前に、どんな形の長襦袢を作るのかを決めることが大切です。長襦袢の形が変わると寸法も変わり、着心地も変わることを解説していきます。

事前学習

下図の▢に、ご自身の着物の寸法を測って書き込んでみましょう!
cmでも尺でもどちらでも構いません。
注意:長襦袢ではなく、着物の寸法を測ります。

ダウンロードはこちらから

・その他の資料はこちら >>> 資料一覧

ご受講について

ご自身で着物が着られる方を対象にしています。
この講座は理想寸法の見つけ方をお伝えする講座です。事前準備として、身丈や裄、前身頃、後身頃、衽など、基本的な着物の名称を事前に理解していただけますとスムーズに受講することができます。「次に作る長襦袢の寸法を決めてほしい」という場合は、講座ではなく寸法相談がおすすめです。

受講者さまのご感想

■Y様
【受講クラス】
着物の寸法講座

【受講しようと思った理由を教えてください。】
寸法の仕組みが分からないと、自分(の寸法もですが)以外の、
体型の方に仕立ててあげられないと思ったから。

【良かったところを教えてください。】
寸法と着姿の関係を的確に解説いただけたとこ。

■K様
【受講クラス】
着物の寸法講座

【受講しようと思った理由を教えてください。】
自分の寸法を知りたかったので。

【良かったところを教えてください。】
少人数で質問しやすかったところ。

これまでのご感想はこちら >>>FEEDBACK

この講座を受けていただくと…

  • 長襦袢の寸法 を自分で割り出すことができます!
  • 長襦袢のことが良く分かる様になります!
  • 長襦袢と着物の関係が分かる様になります!
  • 長襦袢の寸法が、着物以上にバラバラで仕立て上がっている理由がわかります!
  • 衿をキープするために必要な寸法がわかります!

綺麗に着たければ着物の前にまずは長襦袢!

詳細

着物を美しく着るためには土台が大事!長襦袢の寸法講座

【開催スケジュール】
2024年3月5日(火)10:00〜11:30 東京 
2024年3月6日(水)10:00〜11:30 東京 追加開催
2024年9月29日(日)10:00〜11:30 東京(3月下旬募集開始)
2024年10月26日(土)10:00〜11:30@名古屋

【金額】 16,500円 (税込み)

【定員】 1講座 8名

【場所】 東京: 表参道駅徒歩3分、名古屋:本山駅徒歩3分、京都: 四条駅徒歩2分

お申込みの流れ

  • お問合せフォームより、お問合せください。
  • 2営業日に、ご入力いただいたメールアドレスへ返信いたします。
  • 日程決定後、講座料金お支払いのご案内をいたします。
  • ご入金確認後、詳しいご案内をいたします。

【お願い】@kotaro-kimono.com よりメールが届くよう設定をお願いいたします。

お支払い方法

事前支払いにてお願いいたします。
銀行振込、もしくは、PayPal(ペイパル)決済が可能です。

キャンセルポリシー

お客様の都合によりキャンセルの場合、

  • ご予約日の1週間前までのキャンセルは、全額返金致します。(振込手数料差引額)
  • ご予約日の6日前までのキャンセルは、50%を返金いたします。(振込手数料差引額)
  • ご予約日の前日及び当日のキャンセルは、キャンセル料100%が発生いたします。
  • 未入金の場合も上記規定によりキャンセル料が発生いたします。

以上に関してご同意の上、お申し込みをお願いいたします。
キャンセルポリシーと同意事項のご確認もお願いたします。
 >>>キャンセルポリシーと同意事項

講師プロフィール

若松 美紀(和裁技能士)
2008年和裁学校に入学 。
通常4年間通うところを3年間で卒業。
3年間で約600枚(月平均16枚以上)の着物を仕立て上げる。
通常、留袖、振袖までしか習得できないところを、
子供の物、半纏などの綿入れ、特殊物も多数習得し卒業。
2011年独立。
着物の仕立てに特化し、仕立てのお仕事、和裁教室を開催。
和裁教室では、生徒さんより「わかりやすい」「資料が良い」と好評いただいています。
2018年より「座学で学ぶ和裁」を開催。
着物の構造を学ぶことに特化した講座のため、「短期間で着物がわかる!」「和裁の復習になる!」など、多くの方から好評をいただいています。
2021年より名古屋文化短期大学非常勤講師(2023年まで)
2022年 「美しいキモノ秋号」掲載

2023年10月〜ヴォーグ学園名古屋校「KOTARO趣味の和裁教室」開催
現在は3児の子育てをしながら、和裁の仕事をし、
仕立てへの情熱はまだまだ絶えず、年に数回和裁の研修会にも参加しさらに技術を磨いている。

この記事を書いた人

KOTARO

現役和裁技能士が「仕立てと着姿」をテーマに、どんな寸法で、どんな仕立てをすると、どんな着姿になるのか、自分自身の身体で検証しています。