プロの仕立て屋がお薦めする 基本の 和裁道具 まとめ

着物を縫う人にとって必需品といえるのが裁縫道具。
その中でも、着物を縫うとき、特に必要な 基本の 和裁道具 を紹介します。

  • 着物縫いを始めたいけど、どんな道具が必要なのか分からない
  • 一般的な裁縫道具とどう違うのか分からないという
  • 洋裁と和裁で兼用できる道具はあるのか?

そんな方へ
この記事が参考になると嬉しいです。

和裁道具

基本の 和裁道具

必要な和裁道具は10個。
しかし始めから全てを揃える必要は無い。
詳しい解説は、リンク先項目を参照。

  • :四の三
  • 縫い糸:手縫い糸
  • ハサミ:裁ちバサミと小バサミ
  • ものさし:くじら尺ものさし2種
  • ヘラ : 印付け用に必要なら用意を
  • コテ:アイロンのような働きをする
  • 文鎮:洋裁やパッチワーク用よりも重い物を2つ使用する
  • 丸み:袖の丸みを作るときに使用する
  • かけ針とくけ台:ぜひ使えるようになってほしい便利グッズ
  • 指貫:革製がおすすめ

はじめに用意したい道具

全ての和裁道具を始めからそろえる必要はない。特にコテや文鎮は値段も高価なため、やっぱりあったほうが良い、と自分の中で必要だと感じるまで待っても良い。

必ず用意したい道具

  • 針:四ノ三でなくても良いが、絹用の細い針がおすすめ
  • 縫い糸:手縫いの糸を使う
  • ハサミ
  • ものさし:cmのものさしでも良いのでご用意を

和裁道具が欲しいときは

KOTAROが実際に使っている道具を「基本の和裁道具セット」としてオンラインショプで販売しています。
道具ごとに別売りしているものもあるのでぜひ見に来てください。

和裁の基本はM KIMONOオンライン和裁教室にまとめています。

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和裁道具の解説はもちろん、独特な言葉が多い和裁用語の解説を載せています。

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この記事を書いた人

KOTARO

現役和裁技能士が「仕立てと着姿」をテーマに、どんな寸法で、どんな仕立てをすると、どんな着姿になるのか、自分自身の身体で検証しています。