なぜ和裁技能士になったのか。人生の転機となった3年間が記事になりました。

人生を懸けてやりたい事、ありますか?
私は大学の卒業式の当日まで、ありませんでした。

大学の卒業式で着た袴に感動したのです。
その感動は、私のその後の人生を変えてしまうほどでした。

この記事が、
将来何かを始めたい人、今まさに自分自身を追い込んでいる人
そんな誰かの応援になると嬉しいです。

世界中のひとに着物の楽しさを伝えたい〜若松美紀さん〜
インタビュアー 岡田知子

記事を読んで

なぜ着物だったのか。なぜ和裁だったのか。
始めはただ感動しただけだったが、今は心から着物と和裁が好きだ。
基礎技術を習得するまでが一番苦しかった。
納期が苦しかった。縫うことが仕事でしかなかった。自分で着物を着ようなど思わなかった。
そんな私が、着物を楽しむことができるようになり、世界中でその楽しさを共有しようとしている。

なんだかすごく成長したな、なんて自分で言うのもおこがましいが
技術も精神面も全て着物に育ててもらった、あれは始まりの3年間だった。 

インタビューを終えて

人生初のインタビューにどきどきしながら対面したが、ランチをしながらとても楽しい時間だった。「和裁技能士」という言葉を初めて聞いた、と言うインタビュアーの岡田知子さん。着物にあまり馴染みが無いにも関わらず、着物や和裁に興味を持ち、質問を投げかけてくれた。有名人でも何でもない私の人生を面白いと思ってくれるのが嬉しかった。ありがとう。この記事が誰かの応援になると嬉しい。

この記事を書いた人

KOTARO

現役和裁技能士が「仕立てと着姿」をテーマに、どんな寸法で、どんな仕立てをすると、どんな着姿になるのか、自分自身の身体で検証しています。