着物寸法【基本】 裄 の決め方

裄 は、実寸を測る、試着した感じを見るのが一番です。
しかし計算結果というのは目安になる事が多いです。
ここでは、身長から計算で割り出す 裄 の寸法について紹介したいと思います。

裄

基本の 裄

  • 首の付け根の骨から手首までを図る。
  • 着物を着用し、裄の感じを確認する。

計算式

身長 × 0.4+2cm

この計算から出るのは、腕を床と並行に、真っ直ぐ広げて測った長さと、同じような寸法を出すことができます。例えば、身長165cmの場合、裄68cm

参考画像

身長165cm、裄68cm着用

裄

参考資料

KOTAROではダウンロード可能資料を公開しています。
ダウンロード可能資料はKOTAROが運営するM KIMONOオンライン和裁教室に掲載しています。
資料一覧はこちら >>> 資料一覧

関連記事

\プロの方にたくさんご受講いただてます!/
この講座では、着物を仕立てるために必要な全ての寸法について標準寸法をお伝えし、その寸法を変えると着姿がどう変化するのかを解説しています。寸法の基礎を知り、着姿から理想寸法を一緒に見つけましょう。
次回、2024年9月29日 東京にて着物の寸法講座を開催します。

この記事を書いた人

KOTARO

現役和裁技能士が「仕立てと着姿」をテーマに、どんな寸法で、どんな仕立てをすると、どんな着姿になるのか、自分自身の身体で検証しています。